「ニキビ跡が気になる」
「ニキビは治ってもしつこいニキビ跡(赤み)が治らない」
「赤みは皮膚科に行かないと治らないのかな…」
周りはみんな自分より肌がきれいだから、なかなか真剣に相談しにくいと思っている方多いですよね。
今回は、ニキビが跡になってしまった場合の対処について紹介します。
ニキビ跡の隠し方
ニキビ跡とは、ニキビが赤茶色に変色した状態や、クレーター状になったものです。
肌の奥まで炎症し、組織自体がダメージを受けている状態です。
そんなニキビ跡は、常に肌を清潔に保っていた方がよいです。
ただ、人に会うときや写真を撮るときは、どうしてもニキビを隠したいですよね。
そんなときのニキビ跡の隠し方を紹介します。
でも、家に帰ったらすぐにメイクを落としてくださいね。
●ニキビ跡がピンポイントの場合
クリームタイプのコンシーラーを綿棒でつけましょう。
指よりも、もっとピンポイントでつけることができる綿棒がおすすめです。
ニキビとその周辺をポンっとワンタッチでなじませます。
仕上げにはパウダーをスポンジで重ねると、よりキレイに見えます。
●ニキビ跡が広範囲の場合
コーラルなどの暖色系下地で自然にカバーしましょう。
クレーターになっておらず、赤みがまだ薄い場合は緑色の下地がおすすめです。
気になる部分からのせて広げましょう。
特に気になる部分は、全体に伸ばした後で重ね付けします。
この色付き下地で、まずは肌全体をトーンアップさせます。
ファンデーションは、カバー力高めのクッションタイプがおすすめ。
パフではなくスポンジでぬると、ムラにならずにお悩み部分を隠せます。
どちらの場合にも言えることですが、コンシーラーを使うときはできればミネラル系のものが良いです。
少しでも肌に負担のないほうが、ニキビやニキビ跡には安心です。
ニキビ跡、赤みの治し方

ニキビ跡は肌の奥まで炎症して、変色してしまったものです。

元の肌へ戻すには、肌のターンオーバーを促して、新しい肌を表面にもってくるしかありません。
では、ターンオーバーを促す方法を紹介します。
①ビタミンCとEが組み合わさっているスキンケアを使用する
肌にいいとよく聞くビタミンC。
実は壊れやすい成分なんです。
また、ビタミンC誘導体という言葉もよく聞くと思います。
ビタミンC誘導体は肌にはいいものの、乾燥しやすい性質があります。
ですので、ビタミンCはビタミンEと組み合わせて摂ることが最も良いです。
効果も4倍になると言われています。
②ピーリング化粧品を使用する
肌の古い角質を取り除いて、ターンオーバーを正常にする働きをします。
ただし、肌が少しでもヒリヒリするときは使用をやめましょう。
肌の乾燥や他のトラブルをまねく恐れがあります。
使うときは、肌のコンディションと相談して行うことが大切です。
また、使用は2週間に1回程度にとどめ、ピーリング後の保湿はいつも以上にしっかりしましょう。
③美白成分が配合された市販薬を服用する
L-システイン、トラネキサム酸、ビタミンCが入った商品がおすすめです。
肌の内側からケアすることも大切ですね。
皮膚科に行く前にできること
皮膚科に行って、専門家にみてもらうことはたしかに大切です。
でも、皮膚科の薬をもらって一時的に治っても、またニキビができて跡になる繰り返しですよね。
最も大切なのは、ニキビのない肌を継続させること。

でもそれってニキビができる前の状態だから、すでにあるニキビ跡には関係ないでしょ?

いえ、関係あります。
正直なところ、ニキビやニキビ跡は、生活リズムやホルモンバランスの崩れで発生することがほとんどです。
意外かもしれませんが、それらのバランスを正しくするだけで、今あるニキビやニキビ跡が治る可能性は十分にあります。
皮膚科に行って薬をもらい続けたり、高い費用を払って治療し続けることは、将来の経済的にも辛いです。
生活リズムやスキンケアを見直して、肌本来の力でニキビを撃退し、今後ニキビのできない肌をつくりましょう。
とはいっても、働きながらだと最初はリズムを整えるのは大変だと思います。
以下の項目のできるところから、少しずつやっていきましょう。
- パスタや丼だけの食事をやめる
- サラダと副菜を積極的にとる
- 食物繊維をとって便秘を解消
- 室内でも曇りでも紫外線対策を
- 適度に運動して汗をかく
- メイク用具は週1回は必ず洗う
- 湯舟につかって汗をかく
- 横髪が頬にあたらないように
- 頬杖をつかない
- メイク落としは長時間肌にのせない
- 保湿は油分少なめで
- 洗顔から5分以内に保湿
- ビタミンCとEが両方配合されているスキンケアを使う
- 手で温めてからスキンケア化粧品をぬる
- 寝る1時間前からはテレビや携帯を見ない
- ストレッチをして体をリラックスさせてから寝る
- 枕カバーにはタオルをかけて毎日かえる
これらを2~3か月継続するだけで、必ず肌に変化があらわれます。
かといって、最初から全てを完璧に継続できる人は少ないです。
できなかった時も自分を責めないでくださいね。
それがストレスになったら、元も子もないです。
生活リズムが正せなかったときは、信頼できるスキンケアに頼る日があってもいいです。
将来の自分のために今から、ニキビとニキビ跡を消す、生活リズムと肌リズムを身につけましょう。