「生理前に必ずニキビができる」
「特に口周りにできたニキビが治りにくい」
「ひどいときは膿んで見た目が悪くなる」
ただでさえ気分が落ちる生理前に、もっとテンションが下がるニキビ。
できなければいいのにって思いますよね。
生理前にニキビができる原因や予防と、治し方についてまとめました。
生理前にニキビができるのを防ぐ方法
まずは、生理前にニキビが増える原因を知っておきましょう。
原因を知ったうえで改善策をみると、自分の生活でなにが足りていないのか、イメージしやすいです。
原因1) 皮脂の分泌が活発になる
生理前は女性ホルモンのバランスが崩れて、皮脂の量が増えます。
その結果、顔が脂っぽくなり、毛穴がつまりやすくなります。
そして、ニキビができてしまうのです。
肌が不安定になることで、かさつきや炎症を起こしたり、ほてりを感じることもあります。
原因2) 顔の血行が悪くなる
子宮周辺に血液が集まるため、顔の血行が悪くなります。
その結果、肌のターンオーバーが乱れて、ニキビや吹き出物ができやすくなります。
このように、体の中で起こっていることが原因なので、スキンケアだけでなく生活習慣を見直すことが必須となります。
改善法①)食事のバランスを見直す
主食、主菜、副菜をそろえたバランスのとれた食事が必要です。
肌の代謝を助けるビタミンB群や、水分は十分にとりましょう。
改善法②)睡眠の質をUPさせる
一番効果的なのは睡眠の質をあげること。
寝る1時間前からはテレビやスマホはOFFにしましょう。
ストレッチをしてリラックスして寝ることを実践してください。
改善法③)便秘を解消する
腸内がきれいに整っていないと、肌荒れやニキビは起こりやすいです。
食物繊維や乳酸菌をとって、腸内環境を整えましょう。
改善法④)泡たっぷり、こすり洗い厳禁
洗顔では泡をたっぷり使い、指の先があたるかあたらないかくらいの力で洗いましょう。
乾燥を防ぐため、すすぎはぬるま湯がベスト。
髪の生え際やあごにすすぎ残しがないように注意しましょう。
口周りのニキビってなんでできるの?

生理前にもできやすい口周りのニキビは、一度できると頑固ですよね。

口周りにできたニキビの原因は、意外と自分でつくっているかもしれません。
原因1)直接的な刺激が多い
頬杖をつく、口もとを覆う、マフラーやマスクを付けるなど、顎は触れる機会が多いです。
手や服に付着した雑菌が肌に侵入し、炎症やニキビを引き起こすこともあります。
また、枕カバーを1週間以上洗っていない場合も要注意です。
ニキビがひどいときは、枕カバーにタオルをかけて、毎日かえることをおすすめします。
原因2)食べ過ぎ、飲みすぎ、お菓子
口まわりのニキビは、胃腸が荒れビタミンが不足している証拠。
暴飲暴食や、甘いもの、脂っこいもの中心の偏った食生活のサインです。
主食、主菜、副菜のそろった食事を心がけましょう。
原因3)口周りのスキンケアが足りない
頬から保湿して、口もとのケアはその残りの量でやっていませんか?
あごは特に乾燥しやすいところなので、保湿は念入りに行いましょう。
膿んだニキビの応急処置

ニキビが膿んできた。
つぶして早く治したい・・・

絶対につぶしてはダメです!
早く治るための対応を紹介しますね。
Point①ニキビ専用のスキンケアを使う
ニキビができやすい時期には特に、ニキビに特化したスキンケア商品を使うことをおすすめします。
ビタミンCとEが両方配合されているものは特におすすめ。
ニキビによる炎症や色素沈着を抑える効果があります。
肌が敏感な方はアルコールフリーのものを使うと安心です。
Point②適度に汗をかいて肌をデトックス
汗をかくことで余分な熱と老廃物を体の外へ吐き出すことができます。
運動する時間がない方は、湯船にゆっくりつかって汗をかきましょう。
なお、汗をかいた後は必ず洗顔をして、でた老廃物を洗い流しましょう。
Point③内側の水分循環を良くする
この水分循環が悪くなると、お肌に老廃物が溜まりやすくなり、膿んでしまう原因になります。
食べ物では、豆類、海藻類を積極的にとりいれましょう。
また、37~40度くらいの水を体重1Kgあたり40ml飲みましょう。
お茶ではなく水。
冷たいものではなくぬるい温度。
毎日習慣づけることで、体の内側にある老廃物をだせるようになります。
Point④香辛料や薬味の食べ過ぎには注意
辛いものや薬味は、体を温める働きがあります。
食べ過ぎると、膿んでいるニキビには熱がこもってしまいます。
唐辛子や胡椒、山椒、ニンニク、生姜、ネギなどの食べ過ぎには注意です。
まとめ
生理前はホルモンバランスが崩れて、ニキビができやすい肌になっています。
バランスの良い食事や質の良い睡眠を心がけましょう。
便秘気味の方は食物繊維を多くとって、すぐに解消しましょう。
そして、内側からのケアと合わせて、ニキビ専用スキンケアを使って外側からもケアをすると治りも早いです。
生理前から使って、ニキビのできない肌をつくりましょう。